神保歯科医院 神保 裕紀 院長 HIROKI JINBO
昭和61年日本大学歯学部卒業。平成元年1月根岸に『神保歯科医院』を開院。
昭和61年日本大学歯学部卒業。平成元年1月根岸に『神保歯科医院』を開院。
当院自体は僕が初代になりますが家系でいうと祖父から父、僕と3代続けて歯科医の家系です。祖父はまだ地域に歯科医が珍しい時代から開業しておりました。父が若くに亡くなり、元々の医院は廃業しましたが僕自身業後にすぐに開業して今に至ります。この地域に根付いた医院を目指して若い時から奮闘してまして、子供が小さい時にはPTAの会長をやったり、休日診療をしたりとこの地域とお互いに信頼関係を築いてきました。
実は僕自身歯を磨くと嗚咽してしまうタイプなんです。なので皆様が想像しているような歯科医さんと少し異なるかもしれませんね。性格も怖がりで、痛みも好きではありません。また過去に歯痛で苦い経験をしたことがありまして。。その経験から患者さんの立場にたって痛みをとってくれる歯科医になろうと考えました。患者さんの中にはその日の体調の様々な要素から麻酔が効かない方もいらっしゃいます。そんな時は診療を一度止めて、炎症が収まってから再度診療する事を提案する場合もあります。もちろん当日にできる処置は行いますが、日を改めて麻酔の効果がしっかり出た状態のほうが患者様のご負担は少なく済んで楽ですよね。自分が患者さんだったらどうして貰いたいかを意識して行動しています。
患者さんのことを考え出来るだけ保険内での診療を心がけています。患者さんの中には古くから何代にも渡っていらっしゃっている方もいます。なのでなるべく負担がかからない様な形がとれる様に患者様と一生懸命向き合い、話し合い最良の提案がとれる様にしています。また歯周病に関しては定期的なご案内を院から行なっています。個々の状態にもよりますが、3ヶ月周期で配布させて頂いており多くの再来院をいただいています。衛生士も多く在籍しておりますので患者様の口内状態をしっかりと管理出来る体制にあります。
地域に根差して診療を行ってきたからこそ付き合いが長い患者さんが多くなってきます。その中で先日患者さんからみて、ひ孫にあたる方の診療を行った時にはこの地域との縁を感じましたね。家族の間でも4世代を見ることは多くないという中でまさか診療までしてしまうとは驚きましたね。
とにかくこの地域と一緒にここまでやってきましたので皆様とにかく「元気でいてください」ということですね。信頼し合っているからこそ頼り頼られてきましたし、ここまでの関係になったと感じています。なので本当に地域の皆様には何より元気でいて欲しいです。
※上記記事は2023年10月に取材したものです。
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