遠藤内科 遠藤 慶 医師 KEI ENDO
2005年昭和大学卒業後、昭和大学藤が丘病院にて臨床研修を実施。20007年より昭和大学藤が丘病院内分泌代謝科へ入局。以後同大学病院にて勤務し、2023年4月より医療法人栗木会『遠藤内科』へ入職し現在に至る。(JR根岸線「洋光台駅」より徒歩13分/京浜急行バス「温室前」停留所より徒歩1分)
2005年昭和大学卒業後、昭和大学藤が丘病院にて臨床研修を実施。20007年より昭和大学藤が丘病院内分泌代謝科へ入局。以後同大学病院にて勤務し、2023年4月より医療法人栗木会『遠藤内科』へ入職し現在に至る。(JR根岸線「洋光台駅」より徒歩13分/京浜急行バス「温室前」停留所より徒歩1分)
私は、2023年4月から『遠藤内科』に入職しました。それまでは大学病院で糖尿病や甲状腺新刊を専門に内科診療を行っていました。院長である医師の父の姿を幼い頃から見続けていたことで私は医師になることが良い選択であると漠然と考えていました。そのため、両親から医師になるように勧められたことはありませんが、進路を選択する際に医学の道を選んだことはごく自然なことでした。そして、医学部に進み医師としての道を歩み始め、医師の仕事はやりがいのある仕事だと感じていたのですが、実際に医師として患者さんを診察するようになってからはますますその思いが強くなりました。目の前で身体のこと、病気のことで困っている人を助けられる医師は、現在もとてもやりがいのある仕事であると日々感じています。
『遠藤内科』は父が開業して35年間になります。現在は一般内科クリニックとしてどんな疾患の患者さんも診療しています。さらに、2023年からは私が専門としてきた糖尿病や甲状腺疾患についても診療を行っています。クリニックには、地域の高齢の方を中心に来院されています。しかし、その他にも健康診断結果の相談を行ったり、発熱外来の時間に発熱者の診察をしたりなど、いわゆる地域のかかりつけ医といった立ち位置で診療を行っています。私の理想とするかかりつけ医とは「何でも相談できる場所」「なんでも相談できる医者」であるとともに、適切に重症度、緊急性を見極めて適切に対応できる医者であると考えています。当クリニックではそのようなかかりつけ医としての役割を行いながら、私の専門領域である糖尿病や甲状腺の分野で患者さんにより質の高い、専門性の高い診療を行えたらいいなと思っています。クリニックは私が入職後の2023年9月にリフォームを行い、以前よりも広くて清潔な環境を患者さんに提供できるようにしました。他にも事務を増員して多くの患者さんに対応できるように環境を整えたりなど、現状維持するだけでなくさらに多くの患者さんの助けになれるよう努力を怠らないようにしています。ぜひ院長、私と気兼ねなくお話をしにご来院ください。
どの患者さんに対しても言えることではありますが、特に専門領域である糖尿病の患者さんに対しては適切な距離感を保つように意識して接するようにしております。糖尿病の患者さんには普段の生活様式を細かくヒアリングするのですが、患者さんの中には自分の生活様式を開示することに抵抗を感じられる方がいらっしゃいます。ですので患者さんとの診療の中で何気ない会話をしながら患者さんの動向を伺い、この患者さんにはもう少し踏み込んで質問してもいいな、この患者さんにはあまり踏み込んでしまうと逆効果になる可能性があるな、と判断し診療するよう心がけています。もちろんこれは患者さんのお気持ちになりますので正解はわかりません。患者さんがどのように感じたのかは分からないのですが、患者さんは個々異なる感性をお持ちですので患者さんの気持ちを尊重し、適切な距離感を保てるよう注意し診療を行っております。
入職当初、お一人で通院出来ない高齢の患者さんが来院されました。初診の際にこれ以上回復することは難しいのではないかと感じましたが、その後通院を続けた結果、患者さんは特別な手当を行なった訳ではないのに現在では一人でしっかりと歩いて通院される程度まで回復しました。以前までは大きな大学病院に勤務しており、患者さんは命に関わる寸前で来院されることが多くありました。そのため今回のような患者さんへは近隣の病院にその後の治療をお願していたので、手当することで回復していくという大切なことに気づけました。もちろん一番は患者さんの体の強さというものはありますが、継続して通院し治療することで回復に向かうということ、大学病院と地域のクリニックの領域の違いに気付かせられた出来事でした。
この地域で気軽に受診できる医院でありたいと日々考えています。何かお困りのことがあれば気兼ねなくご相談しにご来院ください。糖尿病や甲状腺に対しては専門性の高い診療も出来るのでそれらにお困りであれば併せてご相談いただければ幸いです。特に甲状腺に関しては専門医のいるクリニックは多くありません。そのためお悩みをお持ちの方もどこの医院に行けばいいのか困惑されている方も少なくはないかと考えています。気兼ねなくご相談ください。
※上記記事は2024年5月に取材したものです。
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