さとう歯科医院 佐藤 和博 院長 KAZUHIRO SATO
1991年に鶴見大学を卒業後8年間の勤務医を経て、1999年に『さとう歯科医院』を開業。
1991年に鶴見大学を卒業後8年間の勤務医を経て、1999年に『さとう歯科医院』を開業。
私は幼い頃、自身の歯が悪かったことがきっかけで、なぜ痛みがあるのか、治療にはなぜ時間がかかるのか、そしてもっと効果的な治療方法はなかったのかという疑問が湧いたことから、歯科大学に進学することを決意しました。大学に入ると歯の治療に対する興味が一層芽生え、どのような種類の治療があるのか、どのような治療が適切なのか、状況によってどのような選択肢があるのかを学ぶ中で、歯科医師としての道を進む決意を固めました。
患者様の治療の正解は患者様の中に存在します。その為治療方針は患者様との密なコミュニケーションを通じて決定します。歯の状態だけでなく、食事や日常の生活に関する情報も入手し、患者様のバックグラウンドを理解したうえで適切な治療方針を提案します。当院のスタッフは、診療において一丸となって取り組んでおり、地域には幅広い年齢層の患者様が訪れるため、子供から成人まで、患者様の視点と期待に耳を傾けることが非常に重要であると考えております。
私は開業して24年間のキャリアの中で、歯科医師に求められる役割や責務が変化してきたと感じています。以前は虫歯の治療や歯の彫刻に専念し、患者様の口腔健康をサポートすることが私の使命であると考えていましたが、現在は老人介護や食事・嚥下のサポートが、私たち歯科医師にも求められている重要な役割となっていると思います。この変化に対応し、新たな方向に進むために、私は転換の時期が訪れたと考えています。
妊婦様の健診はとても重要な時期であり、口腔内の感染などが胎児に悪影響を及ぼす可能性があると言われています。ですから、検診を受けることを強くお勧めします。また、口腔内の健康だけでなく、妊婦の不安や疑問にも耳を傾けるようにしています。私たちの目標は、妊婦様が安心して帰宅できるようにすることであり、お子様が生まれた後も歯科医院に行きづらいと感じないようになっていただきたいです。
当院に通われている方々は、通常時間通りに来院され、非常に律儀な方が多いです。しかしながら、新型コロナウイルスの影響により、通院間隔が長くなってしまった方も多くいらっしゃいます。その結果、口腔内の状態が悪化している方々も増えています。健康な口腔を維持するために、定期的な検診を必ず受けるよう心掛けていただけたらと思います。
※上記記事は2023年10月に取材したものです。
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