磯子うすい眼科 臼井 浩 院長 HIROSHI USUI
川崎医科大学卒業。 東京慈恵会医科大学眼科学講座に入局。 独立行政法人国立病院機構相模原病院、新松戸中央総合病院, 晃友脳神経外科眼科病院での勤務を経て、 2019年7月1日に 『磯子うすい眼科』 を開院。
川崎医科大学卒業。 東京慈恵会医科大学眼科学講座に入局。 独立行政法人国立病院機構相模原病院、新松戸中央総合病院, 晃友脳神経外科眼科病院での勤務を経て、 2019年7月1日に 『磯子うすい眼科』 を開院。
実家は祖父の代からの医者家系でした。 幼い時から医師として働く姿を見て育ったものですから、必然的に「医者になるのだろう」と思っていた気がします。 また父は眼科医でしたから、「お医者さんを目指すなら眼科」とも考えていました。眼科は見えるか見えないか、ということが鍵となってきます。内科で、「血糖値が下がりました。」 「血圧が下がりました。」ということは調べてみないことにはわからない面がありますよね。その点、見えるか見えないかということは一目瞭然です。患者さんもその場で喜ばれますし、その喜びを一緒に享受できる点は、眼科の大きな魅力かと思います。『磯子うすい眼科』は、 令和元年(2019年)に開院いたしました。実家がそうだったように「いずれは開業医に」と考えておりましたし、いいタイミングで、そしていい場所で開業医としてスタートが切れたと思っています。
ご高齢の方を含めた成人の患者さんは、白内障や緑内障、それから糖尿病に関係するお悩みが多い印象です。また、お子さんについては、近視や花粉症、ものもらいといったところでしょうか。 近くに小学校がいくつかありますし、お隣に小児科さんがありますので、「一緒に」ということもあるかもしれません。昨今、お子さんの近視が増えていると言われます。 実際、コロナ禍になってタブレットを使う頻度が増えたこともあるのでしょう。当院でも近視のご相談が多くなりました。予防策としては、できる限り近くで見ないようにすることが肝心です。当然のことと思われるかもしれませんが、 できることから始めることが大切なのです。
患者さんとお話しする際には、できる限り難しい言葉、 専門用語を避けるよう心がけています。「わからない」というのはストレスになりますし、わかりやすい言葉で説明することが大切です。治療や検査の内容については、なぜこの治療が、この検査が必要なのかということを必ず説明しています。検査の結果も「前と比べて問題なかったですよ」でもいいのですけども、検査の結果を一緒にご覧いただき、何を重視して見ているかといったことをお話するようにしています。納得してお帰りいただきけるように、というのはいつも心がけていることです。それから、お待たせしないということも大切ですね。 私自身、待つのが苦手ということもありますし(笑) 、スタッフと協力し、なるべくお待たせすることがないよう努力しています。
開業医は幅広く診ることが責務と考えており、そのため当院は専門外来などを設けることはしませんでした。もちろん、ここで診れるものは責任を持って診させていただきますし、より専門的な治療が必要と判断すれば、大学病院や専門のクリニックをご紹介しています。間口広く、眼科医療の窓口として機能していければと思っています。病院勤務時代は、例えば「手術を何件やった」といったことが評価の対象となっていました。それも大切なことですが、今は患者さんが満足されているかどうかということを重視しています。「説明がよくわかりました。」「おかげさまで良くなりました。」 といったお言葉をいただけることは、患者さんの満足に直結することですよね。それから、ご家族と一緒に受診をしてくださるのも嬉しいことです。それは信頼があってこそのことですから。ご近所にお住いの方から、徐々に徐々に信頼の輪が広がっていけばと思っています。
目のことで少しでも困ったことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。病気じゃないかどうかを確認するためでもいいのです。異常がなければ、1つ懸念が減ったことになります。もちろん、思いがけず病気が出ることもありますが、それも一つ一つ、解決していけばいいと思います。お子さんの治療に来られて、心配なことがあったら親御さん自身のお悩みも一緒に相談していただいて構いません。何が気になることがあれば、どうぞ気兼ねなくご相談いただければと思います。
※上記記事は2023年12月に取材したものです。
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