重松 忠祐 院長（汐見台歯科)のインタビュー

祖父や姉の影響で歯科医師の道に

　祖父は開業医をしており、私は幼い頃から医療に触れる機会が多くて、医療の道を選ぶことは素晴らしいことと考えていました。進路を選ぶタイミングが訪れた際、私はまだ自分の進路について自信を持っていませんでしたが、3歳上の姉が歯科大学に進学していたこともあり、彼女から歯科医師の仕事を詳しく聞く機会がありました。その結果、歯科医師の職業に魅了され歯科大学の受験を決意しました。歯科大学に進学できたのは、周囲の人々のサポートが大きな支えとなりました。周囲の方々への感謝の気持ちがとても大きいと感じています。

きっかけをくれた大学時代

　歯科大学時代は、私にとって歯科医師の仕事に没頭するきっかけを提供してくれた大切な時期でした。歯科大学は専門分野を扱う単科大学で、6年間の学業のうち、3年目からは歯の実習などの専門科目に取り組みました。この時期から、学年全員が同じ授業を受けて、共通の目標に向かって努力する環境が整いました。この環境は私にとって最良なものでした。学年を進めるごとに、目標や夢がより明確になっていきました。勉強する事自体はあまり好きでなく多くの時間費やさなければなりませんでしたが、歯科医師になるという目標に向かって、一心不乱に進んでいく姿勢を身につけたのが歯科大学時代でした。

患者様のライフスタイルに寄り添った診療計画

　当院は幅広い年齢層の方にご来院いただいております。年齢層が広い分、患者様のライフスタイルは様々です。そのため当院では患者様のお話を良く聞き意向をくみとった診療を心がけています。保険外診療も行っていますが基本的に望まれているのは保険内の診療です。保険外での治療を望まれている方は保険内の治療の説明をし終えた後や診療を進めていくうちに、ご自身で保険外の治療の説明も聞いてこられます。そのため当院では無理に患者様にお勧めする事はなく患者様に選択肢を持っていただき診療の方向性を決めてもらえるようにしています。

患者様から多くの事を学ばせて頂いている

　私が歯科医師を始めたばかりの頃の患者様で、細かい事によく気付かれる方がいます。その患者様は引っ越されてご自宅が離れてしまったのですが、未だに付き添いの方を連れてご来院していただいております。ご来院いただくと激励をいただき親のように接してくださいます。多くの歯科医院がある中で当院を信頼してご来院していただき感謝しております。他にも小さい頃からご来院いただいている患者様も多く、大変感慨深いものがあります。

地域の皆様へ

　磯子区の口腔内の健康管理に対して微力ながら貢献出来ればと考えています。相談事がございましたらスタッフ一同お待ちしております。入りやすい様門戸を広げておりますので、お気軽に当院にお越しいただければ幸いです。

※上記記事は2023年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。