林 慧敏 店長代理（祥園)のインタビュー

母の代理として接客を始める

　『祥園』は、2017年より私の母が「ママ」と呼ばれながら働いていました。母は”接客の要”としていつもお店に立ち従事していました。ところが、2023年11月頃に、急遽母が母国である中国に帰国することになり、「ちょっと中国に帰らないといけなくなったから、お店のことお願いね」みたいな感じで、母からお店のことを引き継いだことがきっかけで、店頭でのお仕事を任されました。こちらで働き始めて3か月目ですね(2024年2月時点)。お店自体はオープンして7年目になります。

地域密着のお店だからこその気配り

　『祥園』は洋光台という土地柄もあってか、お客様の約８割は常連さんとなっています。そのため人一倍コミュニケーションを大切にするように心がけています。お客様にただ挨拶するだけではなく、お名前を呼んで「最近どうですか」とお声がけをしたり、いつもご注文いただくお気に入りのメニューなどを覚えて「今日も〇〇食べますか？」とご提案したりなど、『祥園』にまた来たいと思っていただけるような心配りを大切にしていますね。年代を問わず、老若男女たくさんの方に来てほしいと思っているので、お客様の層もさまざまです。ご年配の方からファミリーやカップルまで、幅広くご来店いただいております。当店にはお子さまセットや座敷の席もあるので、結構お子様連れの方も多いですし、飲み放題やコース料理もあるので、宴会にもご利用いただけます。そのためかランチタイム(12～13時) や土曜・日曜・祝日の夜は、かなり込み合う時間になっています。どのお店も忙しい時間帯だとは思いますけどね(笑)

100種以上の豊富な料理をコスパ良く

　当店の料理は100種類以上ありますが、おおむね広東料理がベースです。なので、そこまで辛くはなくお子様でも気軽に食べられる料理となっているので、年代を問わず、幅広く多くの方に楽しんでいただいております。中華料理で定番の「麻婆豆腐」や「えびチリソース」に加えて、ほかのお店ではあまり見かけないような台湾夜市名物「ルーウェイ」や「大葉えび春巻き」なども人気があり、オススメのメニューですね。私自身、豆苗が好きなので「豆苗炒め」もオススメです。栄養豊富でアンチエイジング効果もあるので、女性の方は結構好きなのではないかと思います。強火の中華鍋でシャキシャキ食感を残したまま炒めるように工夫しています。本当に多くのメニューがあるので、色んなお料理を試していただけたら嬉しいです。お客様が気軽に来れて満足できるような「コスパ良く、美味しい」料理を提供できるよう頑張っています。

ほかのエリアにも出店していきたい

　当店では、料理長をはじめに、将来的に店舗数を増やしていきたいという目標をもっています。エリアも磯子区に限らず、もっと広げていきたいと考えています。中華料理のジャンルの中で、特定の料理だけを１つ２つ提供するような専門的なお店を考えています。たとえば「天津飯だけ」など、限られたメニューにこだわって提供するお店ですね。ゆくゆくは、チェーン店のような形で店舗数もエリアも拡げていけたらいいなと思っています。

地域の皆さんへメッセージ

　皆様にとっての一番は難しくても、お気軽にお越しいただけるように、これからもよりよいサービスが提供できるよう頑張っていきます。メニューも本当にたくさんあるので、ぜひいろいろと食べに来ていただけたら嬉しいです。私たちも多くの方にお食事を楽しんでいただくためにも、日々お客様のご意見を取り入れながら、もっとよいお店になるように努力していきます。

※上記記事は2024年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください